グッドイヤーとSafeAIが自律型重機用のインテリジェントタイヤを発表

オハイオ州アクロンおよびカリフォルニア州ミルピタス-- 2020年12月10日(PRNewswire) -- ザ・グッドイヤータイヤ・アンド・ラバー・カンパニー  (NASDAQ: GT)と自律型重機のパイオニアであるSafeAIは本日、業界初の自律型重機用インテリジェントタイヤを展開するための戦略的パートナーシップを発表しました。

SafeAI自律走行エコシステムとの統合により、両社は現場データを交換し、タイヤの摩耗を減らし、ダウンタイムを無くすことでよりスマートで安全な業界標準を設定していきます。グッドイヤーのタイヤ圧モニタリングシステム(TPMS)ヘビーデューティーリムマウント型センサーによるインテリジェントタイヤはカリフォルニア州クパチーノにある、操業中の建設現場で導入される予定です。

このコラボレーションにより、グッドイヤーは、SafeAIの自律走行ソフトウェアを搭載したキャタピラー社のCAT725に、圧力と温度のデータを取り込みタイヤの摩耗状態を総合的に監視する装置を搭載します。 これらのセンサーはメンテナンスに支障をきたし、プロジェクトが頓挫する前に悪条件を識別して知らせることが可能です。

従来の建設現場や採掘現場では、非効率的な作業が多く、その主な原因は20-30%と高い予定外のダウンタイム率で、スケジュールの遅れや予算の増加につながっています。また、新型コロナウイルスによりこれらの課題はさらに悪化しています。インテリジェントタイヤは、空気圧低下などの潜在的な問題を早期に発見し、予期せぬ遅延を引き起こす前に回避することで、こうした課題を軽減し、効率、安全性、投資収益率を向上させることができます。 

グッドイヤーの上級副社長兼CTOのクリス・ヘルセル氏は、「自動車、貨物トラック、ダンプトラックなど、どのような車両であっても、インテリジェンスタイヤは安全性、性能、効率の向上に貢献することができるでしょう。SafeAIとの連携により、現場のオペレーターに可視性と効率性を提供するだけでなく、将来の自律化と重機のイノベーションに役立つ貴重な性能データを得ることができます」と述べています。

SafeAIについて

SafeAIは、現代産業の発展に注力する自律型重機のグローバルリーダーです。SafeAIは、複雑なニーズを持つ業界関係者の巨大なエコシステムに対応するため、鉱山と建設の重機に自律化アプリケーションのレトロフィットを行っています。SafeAIが構築する最先端の業界特化型AIを搭載したソフトウェアプラットフォームにより、設備のオーナーは、既存の機械を自律走行ロボット資産に転換することができます。SafeAIには、大林組とFoundamentalが戦略的に出資しており、現在はカリフォルニア州クパチーノで大林組と共同で事業を展開しています。SafeAIは、カリフォルニア州ミルピタスを拠点としています。SafeAIについて詳しくお知りになりたい方はウェブサイトをご覧ください。https://safeai.ai/

ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーについて

グッドイヤーは、世界最大級のタイヤ会社です。従業員は約62,000人で、世界21カ国にある46施設で製品を製造しています。オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマー・ベルグにある2つのイノベーションセンターでは、業界の技術と性能の標準を設定する最先端の製品およびサービスの開発を進めています。グッドイヤーとその製品の詳細についてはウェブサイトをご覧ください。www.goodyear.com/corporate

お問合せ

SafeAIのLaunchSquad
safeai@launchsquad.com