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SafeAIと大林組が日本の建設現場で自律走行車を稼働

SafeAIと大林組が日本の建設現場で自律走行車を稼働

SafeAIと大林組が日本の建設現場で自律走行車を稼働

日本の建設現場における自動走行車両の導入に対し、政府の承認を得るための重要なステップとして、自動走行車両の一連のデモを実施

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2022年7月21日カリフォルニア州サンタクララ (GLOBE NEWSWIRE) -- 重機用自律型ソリューションのグローバルリーダーであるSafeAIは、大林組と共同で、自律型キットをレトロフィットしたCaterpillar 725を日本で初めて建設現場で稼働させ、その様子を約150名のゲストにご覧いただきました。2週間にわたって行われたこのデモには、大手OEM、ゼネコン、IT企業、大学・研究グループ、規制を担当する日本政府機関など、建設業界のエコシステムに関わる50近い組織から代表者が集まりました。このデモは、主要なステークホルダーからの賛同を得るだけでなく、政府および業界団体の承認を得て、日本の建設現場に自律走行車両を導入するための重要な第一歩を踏み出すものです。

公開デモに先立ち、SafeAIと大林組は、2021年11月に実施した米国でのPOC(実証実験)で開発されたすべての機能を確認するため、6週間にわたり日本の環境で徹底的にテストを行いました。

日本の規制はもともとオフロード環境で自律走行車両を使用することを想定していませんでした。しかし、この技術は、よりスマートで安全、かつ持続可能で生産性の高い建設現場を実現するためのものです。自動運転により、企業は年間数千時間の生産性を向上させ、大きなプロジェクトを20%早く、25%も低コストで完遂させることができ、業界が抱える納期、予算、安全性の問題を克服する力を与えます。

「SafeAIは、世界中の重工業界に携わる企業の安全性と生産性を向上させることにより取り組んでいます。大林組とのパートナーシップ、そして日本での自律走行型建設車両の共同実証実験を通じて、私たちはその目標達成に向けて大きく前進しています」とSafeAIの創業者兼CEOであるビブラジット・ハルダーは述べています。「今後は、政府機関や業界団体から自律走行車両への賛同を得ること、そして、日本を起点にグローバルへと展開する建設業界向けのランプアップ計画を実行することに注力しています。」

SafeAIは、画期的なデモの成功を受けて、政府および業界コンソーシアムグループと協力して、自律型建設に関する調査結果を検討し、規制の変更を評価していきます。

大林組の杉浦伸哉氏は、「建設業界の未来はオフロードの自律性にかかっていると確信しており、SafeAIとの提携して、安全性、持続性、生産性に大きな影響を与えるこの技術を日本で実現するために全力を尽くしています」と述べています。「日本の建設市場は自律化技術にとって大きなチャンスであり、最近日本で行われたデモは、我々が構築したシステムの機能性を確認するだけでなく、自律型建設プロジェクトの世界的な実行可能性と影響力を示しています。」

日本の建設市場は自律化技術にとって大きなチャンスであり、最近日本で行われたデモは、我々が構築したシステムの機能性を確認するだけでなく、自律型建設プロジェクトの世界的な実行可能性と影響力を示しています。

杉浦 伸哉  大林組

大林組は、日本の建設業界をリードする存在として、SafeAIとの共同開発による最先端システムの構築が評価され、国土交通省が主催する第5回JAPANコンストラクション国際賞で、先駆的事業活動部門特別賞を受賞しました。

SafeAIの自律走行ソリューションは、業界特有のAI技術を搭載し、オンボードの処理能力を活用することで、リアルタイムの意思決定を可能にします。最新のマルチモーダルセンサ(LiDAR、レーダー、カメラ)による周囲の検知からGNSSによる知覚ベースの位置特定まで、SafeAIは市場で最新の技術を活用して、より効果的、効率的で拡張可能な自律性を重工業界に提供します。また、SafeAIは、コスト高で規模拡大が難しいメーカー製の自律走行車の新規購入に限定されるのではなく、メーカーや車種に関係なく既存の重機をアップグレードすることができるレトロフィットモデルを採用しています。

SafeAIについてお知りになりたい方はウェブサイトをご覧ください。 www.safeai.ai.

SafeAIについて

SafeAIは、現代産業の発展に注力する自律型重機のグローバルリーダーです。SafeAIは、複雑なニーズを持つ業界関係者の巨大なエコシステムに対応するため、鉱山と建設の重機に自律化アプリケーションのレトロフィットを行っています。SafeAIが構築する最先端の業界特化型AIを搭載したソフトウェアプラットフォームにより、設備のオーナーは、既存の機械を自律走行ロボット資産に転換することができます。SafeAIは、カリフォルニア州ミルピタスを拠点としています。

大林組について

大林組は世界各地のインフラ整備の課題を解決してきました。1892年に設立されて以降、東京中央駅、関西国際空港、東京スカイツリー、ドバイメトロ計画、ジュエルチャンギ空港、フーバーダム・バイパスブリッジなどの公共・民事工事で総合的な建設サービスを提供しています。その他、研究開発、設計、都市開発、メンテナンス、再生可能エネルギーなどのサービスも提供しています。

お問合せ

LaunchSquad for SafeAI
safeai@launchsquad.com